「ほんと言うと、ぶっちゃけ
コイツ...一条 瀬奈 なんて俺には
どうでも良い存在と言っちゃ
どうでも良い存在なんだ。」
だったら...
「付きまとうのやめてください」
「ただ、
俺は可愛くて有名な
一条 瀬奈ちゃんには興味がある。
俺だけを見ていればいい。
皆、俺だけを見ていれば......
それでいいんだ。
特に一条 瀬奈。
お前は、俺に媚びらないし
可愛い と言っても無反応だし、
笑わない。
他の女と違うお前には
ものすごく興味がある。」
「そんなこと言われても...
私が困るだけじゃないですか。」

