優子は宣言通り、SHRの後、いつの間にか居なくなっていた。 告白しに行ったのだろう。 “うまくいくといいなー” そう祈っていたのだけど、一限が始まっても、優子は帰ってこなかった。 先生には咄嗟に「保健室です!」と嘘をついたけど、その時間はずっと優子のことが心配で、頭に内容が入ってこなかった。