医者の君



「桜咲さん、
自分のタイミングでいいから
ゆっくり吸って」




最初は、咳が邪魔して吸えながったけど
5分ぐらいしてやっと吸えた。




「ゲホッ…スー…ゴホッ…ハー…スー…ハー…」




奈緒ちゃんは、
ずっと背中をさすってくれた。




「もう大丈夫です…」




やっと発作が収まった頃には、
もう疲れていた。