一時間も走ると、県境を通過し、××県へと入る。やはりこちらも似たような天気だった。小雨がパラパラと地面と窓ガラスを叩く。
それから更に一時間程バスに揺られると、ボク達の目的地である××県の△△市へと入った。
「そろそろ着きます」
隣からおねーさんが声を掛けてくる。間もなくして、バスが停車する。バスを降りて初めて舞い降りた地をざっと見渡し、ボクは少しだけ興奮する。たったの二時間だけど、それ程長くバスに乗った事もなかったしこうして二時間も掛かる場所へ来るのも初めてだからだ。大都会から過疎化の進む田舎へ、日本から外国へと、そこまで大きく変わる風景でないにも関わらず、全てが新鮮に感じられ珍しく高揚感を覚えていた。雨が降っている所為で、聳え立つ山々が綺麗に映らないのが残念だったけど。
「ここから少し歩きますけど、大丈夫ですか?」
差している淡い水色の傘から顔を覗かせて、おねーさんは尋ねてくる。うん、と短く答えれば、おねーさんは微笑んだ。
それから更に一時間程バスに揺られると、ボク達の目的地である××県の△△市へと入った。
「そろそろ着きます」
隣からおねーさんが声を掛けてくる。間もなくして、バスが停車する。バスを降りて初めて舞い降りた地をざっと見渡し、ボクは少しだけ興奮する。たったの二時間だけど、それ程長くバスに乗った事もなかったしこうして二時間も掛かる場所へ来るのも初めてだからだ。大都会から過疎化の進む田舎へ、日本から外国へと、そこまで大きく変わる風景でないにも関わらず、全てが新鮮に感じられ珍しく高揚感を覚えていた。雨が降っている所為で、聳え立つ山々が綺麗に映らないのが残念だったけど。
「ここから少し歩きますけど、大丈夫ですか?」
差している淡い水色の傘から顔を覗かせて、おねーさんは尋ねてくる。うん、と短く答えれば、おねーさんは微笑んだ。

