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ボク等が家に到着してから三十分後くらいに、今井はやってきた。その手には例の紙袋はきちんとあった。それさえ無事なら他はどうでも良かったが、今井はぺらぺらと先刻のやり取りをこと細かく伝えてくる。
上原と連絡先交換したんだぜー! 外見は変わってたけど中身は昔のままでよ~。思い出話に花が咲いたな~、話し足りなかったぜ。
そんな事を緩んだ顔で延々と話された挙句、上原という女がどういう女なのかと、聞いてもいないのに得意げに語られた。気持ち悪い事この上ない。雑音にしか聞こえなくて、ボクの眉間には皺が寄っていた(シンに指摘され気付いた)。面倒臭くて聞き流していれば、途中、流石に今井もそれに気付いたらしい。散々と文句を投げ掛けられた(ついでに、不細工と言った事も)。ボクが聞いてくれないと解ると、次はシンに向かって話し出す。
「お、おぉ……よかったじゃねぇか」
事情を把握していないシンは困ったろう。でも、取り敢えず話を聞いてやっているらしく、そんな返事をしていた。けど、今井の勢いに押されて若干呆れている、というか引いている。
散々好きなだけ語り散らしておいて、女からメッセージが届くと、すぐさまケータイを弄り出し、こちらの話は全く聞かない。その様子にムカついたボクは、こいつがうまくいったとしても絶対祝福してやらないと心に誓った。
ボク等が家に到着してから三十分後くらいに、今井はやってきた。その手には例の紙袋はきちんとあった。それさえ無事なら他はどうでも良かったが、今井はぺらぺらと先刻のやり取りをこと細かく伝えてくる。
上原と連絡先交換したんだぜー! 外見は変わってたけど中身は昔のままでよ~。思い出話に花が咲いたな~、話し足りなかったぜ。
そんな事を緩んだ顔で延々と話された挙句、上原という女がどういう女なのかと、聞いてもいないのに得意げに語られた。気持ち悪い事この上ない。雑音にしか聞こえなくて、ボクの眉間には皺が寄っていた(シンに指摘され気付いた)。面倒臭くて聞き流していれば、途中、流石に今井もそれに気付いたらしい。散々と文句を投げ掛けられた(ついでに、不細工と言った事も)。ボクが聞いてくれないと解ると、次はシンに向かって話し出す。
「お、おぉ……よかったじゃねぇか」
事情を把握していないシンは困ったろう。でも、取り敢えず話を聞いてやっているらしく、そんな返事をしていた。けど、今井の勢いに押されて若干呆れている、というか引いている。
散々好きなだけ語り散らしておいて、女からメッセージが届くと、すぐさまケータイを弄り出し、こちらの話は全く聞かない。その様子にムカついたボクは、こいつがうまくいったとしても絶対祝福してやらないと心に誓った。

