「あのっ……もう、帰りますか?」
何処か恥ずかしそうな、何となく寂しそうな、若干戸惑っているような、そんな表情で問い掛けてくるおねーさん。待っていて欲しい、と言いたげに期待と熱望の入り混じる眼差しでボクを見てくるから、ドキッと胸が高鳴った。……カワイイ。
「……いや、まだ。今井が腹減ったってウルサイからね。フードコートに寄ってくつもり。今日も十七時に終わるんでしょ?」
「はい……あの、……」
おねーさんは何か言いたそうに薄く口を開くが、きゅっと口唇を結ぶと、先を言わず少し俯いた。恐らく言い出しづらいに違いない。一時間も待たせるなんて普通は出来ないからね。以前シンと来た時は殆ど待たせずに済んだから言い出せたんだろう。
「……待ってるよ。仕事終わるまで」
ボクがそう言うと、おねーさんはパッと顔を上げてボクを見る。その表情に驚きと歓喜が見えて、こっちまで嬉しくなった。
「……いいんですか?」
「うん。……そのつもりだったし」
遠慮がちに尋ねるおねーさんにそんな言葉を返せば、おねーさんは嬉し恥ずかしそうに俯く。嬉しいが、そんな顔されるとこっちまで恥ずかしくなる。
「……じゃ、今井とフードコートに居る」
恥ずかしさに居た堪れなくなり、少々素っ気無くそう言うと、ボクは逃げるように今井の元へ向かった。
何処か恥ずかしそうな、何となく寂しそうな、若干戸惑っているような、そんな表情で問い掛けてくるおねーさん。待っていて欲しい、と言いたげに期待と熱望の入り混じる眼差しでボクを見てくるから、ドキッと胸が高鳴った。……カワイイ。
「……いや、まだ。今井が腹減ったってウルサイからね。フードコートに寄ってくつもり。今日も十七時に終わるんでしょ?」
「はい……あの、……」
おねーさんは何か言いたそうに薄く口を開くが、きゅっと口唇を結ぶと、先を言わず少し俯いた。恐らく言い出しづらいに違いない。一時間も待たせるなんて普通は出来ないからね。以前シンと来た時は殆ど待たせずに済んだから言い出せたんだろう。
「……待ってるよ。仕事終わるまで」
ボクがそう言うと、おねーさんはパッと顔を上げてボクを見る。その表情に驚きと歓喜が見えて、こっちまで嬉しくなった。
「……いいんですか?」
「うん。……そのつもりだったし」
遠慮がちに尋ねるおねーさんにそんな言葉を返せば、おねーさんは嬉し恥ずかしそうに俯く。嬉しいが、そんな顔されるとこっちまで恥ずかしくなる。
「……じゃ、今井とフードコートに居る」
恥ずかしさに居た堪れなくなり、少々素っ気無くそう言うと、ボクは逃げるように今井の元へ向かった。

