「日生……何であんたは怒ってる?」
「……!?」
「怒ったのは……好きだからじゃないのか? 憎悪の根源も、恐らくそれだ」
「違う!!」
ボクは喉いっぱいに叫んだ。胸倉を掴む手が震える。
「違わねぇだろ」
「違う!! 黙れ!!」
ボクはシンに向かって拳固を振り翳す。が、強い力でバシッと払いのけられた。ギリッと口唇を噛み締め、シンを睨み付ける。
「あんな親……好きなもんか……! 死ねばいいさ!! 出来るならこの手で殺してやりたいさ!!」
……でも、
「批難されるのは当然だ……ボクの親は、批難されるべき親だ……」
そうだ……非難されても文句は言えない親だ。罰を受ければいいさと思っている。世界中に曝せば、批難も攻撃も罰も受けるだろう。
「……ッでも!!」
ボクはバッと顔を上げてシンを正面から見据えた。
同時に、涙が、流れ落ちた。
ボクの双眸をじっと見つめ返してくるシンの目が優しくて、もっと、泣きたくなった。
「あんな親でもっ……それでも……! それでもボクの親なんだ!!」
ボクは、喉が潰れかねない程に叫んだ。そしてシンを力一杯突き飛ばすと、この場から走り去って外へ飛び出した。
その途中、背後から必死に「日生くん!!」と呼び止めるおねーさんの声が聞こえたけど、ボクは振り返る事無く全てをそこに置き去った。
「……!?」
「怒ったのは……好きだからじゃないのか? 憎悪の根源も、恐らくそれだ」
「違う!!」
ボクは喉いっぱいに叫んだ。胸倉を掴む手が震える。
「違わねぇだろ」
「違う!! 黙れ!!」
ボクはシンに向かって拳固を振り翳す。が、強い力でバシッと払いのけられた。ギリッと口唇を噛み締め、シンを睨み付ける。
「あんな親……好きなもんか……! 死ねばいいさ!! 出来るならこの手で殺してやりたいさ!!」
……でも、
「批難されるのは当然だ……ボクの親は、批難されるべき親だ……」
そうだ……非難されても文句は言えない親だ。罰を受ければいいさと思っている。世界中に曝せば、批難も攻撃も罰も受けるだろう。
「……ッでも!!」
ボクはバッと顔を上げてシンを正面から見据えた。
同時に、涙が、流れ落ちた。
ボクの双眸をじっと見つめ返してくるシンの目が優しくて、もっと、泣きたくなった。
「あんな親でもっ……それでも……! それでもボクの親なんだ!!」
ボクは、喉が潰れかねない程に叫んだ。そしてシンを力一杯突き飛ばすと、この場から走り去って外へ飛び出した。
その途中、背後から必死に「日生くん!!」と呼び止めるおねーさんの声が聞こえたけど、ボクは振り返る事無く全てをそこに置き去った。

