「日生くんは、いつもどんな本を読んでるんですか?」
「ミステリーが多いかな。推理してくのが面白いからね。おねーさんは?」
「私は特にジャンルが決まっていなくて。ただ、ミステリーは読んだ事がないです。好きな作家さんや、タイトル、冒頭を読んでみて決める事が多いです」
「ああ、なるほどね。小説の面白さって冒頭で決まる、って言うしね」
「そうですね。タイトルが素敵だなって思ったものは、大体恋愛小説が多いんですよね。不思議です。他にも、詩集を読んだりもします」
「へぇ」
恋愛小説か。読んだ事もないし興味もない。あまりに恋愛に無縁過ぎた。今なら『感情移入』とやらが理解出来たりするんだろうか。まぁ、やっぱり読んでみたいとは思わないけど。
「日生くんは今まで沢山読んできたんですか?」
「沢山って程ではないよ。同じ本を繰り返し読む事も結構あるからさ、そんな多くない」
「ミステリー小説の醍醐味は、推理と犯人が見つかるまで、という気がしていたんですが、何度も読み返すんですね」
おねーさんの目には好奇が宿っていて、とてもキラキラしていた。
「犯人が解った上で読み返すのがいいんだ」
「あ。なるほど」
一言で理解したらしい。おねーさんはボクの話に関心を持ち、そしてボクの言葉に感心していた。
「ミステリーが多いかな。推理してくのが面白いからね。おねーさんは?」
「私は特にジャンルが決まっていなくて。ただ、ミステリーは読んだ事がないです。好きな作家さんや、タイトル、冒頭を読んでみて決める事が多いです」
「ああ、なるほどね。小説の面白さって冒頭で決まる、って言うしね」
「そうですね。タイトルが素敵だなって思ったものは、大体恋愛小説が多いんですよね。不思議です。他にも、詩集を読んだりもします」
「へぇ」
恋愛小説か。読んだ事もないし興味もない。あまりに恋愛に無縁過ぎた。今なら『感情移入』とやらが理解出来たりするんだろうか。まぁ、やっぱり読んでみたいとは思わないけど。
「日生くんは今まで沢山読んできたんですか?」
「沢山って程ではないよ。同じ本を繰り返し読む事も結構あるからさ、そんな多くない」
「ミステリー小説の醍醐味は、推理と犯人が見つかるまで、という気がしていたんですが、何度も読み返すんですね」
おねーさんの目には好奇が宿っていて、とてもキラキラしていた。
「犯人が解った上で読み返すのがいいんだ」
「あ。なるほど」
一言で理解したらしい。おねーさんはボクの話に関心を持ち、そしてボクの言葉に感心していた。

