あとがき


 最初に言っておきます。


 ジュードファンの皆様、ごめんなさい><


 私の中でのジュード像と言うのが、この作品では前面に出てしまった気がします。


 ハードボイルドダンディズム!


 いや・・・やっぱり、渋い男は書いていて、気持ちがいいものです^^



 この戦いは、はっきり言って引き分けです。


 まぁ、手段を選ばなければ、絶対悠人が勝っていたのは、仕方ないことです。


 吸血鬼は単体でこそ、その力は最強クラスだが、それでも人間には勝てない理由がある。


 だって・・・吸血鬼は人間に負けないと、人間が滅んでしまうから・・・という法則があるので・・・


 吸血鬼が種族として弱いのは、すべての「化け物」が背負った宿命だと思ってください><


 ただ、それと同時に思ったのが、さかたるいさんの「消え行く花のように」・・・あの作品は、本当に読めば読むほどに涙が溢れてくる、本当に悲しい物語です。



 だからこそ、もし『あの作品では出てこなかった、イレギュラー』をくわえることで救いの道があるのなら・・・などと、考えてしまいました。


 そして、それに当てはめたのが、今回の対戦相手である魔法使い悠人くんです。

 
 元々、魔道師悠人も暗殺者由良も同作品内で「ヒーロー」として描かれている二人なので、今回の対戦相手には、正直もってこいでした。


 一人の少女も救えなかったジュードの心が、少しでも癒せたらいいかな・・・?


 とか、作者の勝手な願望により、色々手を加えてしまったこと、本当に申し訳ありません><


 そして、ジュードさんという素敵なキャラを貸してくれた、さかたるいさん、本当にありがとうございました。