今日も明日も。


次の朝

真優菜「夢っ!おっはよー!」

夢「うわっ!びびびびびっくりしたぁ。おはよ」

真優菜はいつもどおり元気に挨拶をしてくれた。
私と真優菜は他愛もない会話をしながら教室に向かった。
そして準備をし席に座りホームルームが始まった。


先生「はいはい。静かにー。ホームルーム始めまーす!」


キーンコーンカーンコーン♪

ホームルームが終わり一時間目の休み時間になった。


真優菜「ねー夢!屋上あるらしいから行ってみない?」

夢「うんうん!行きたーい!!!」

そしてわたし達は一時間目の休み時間に屋上に向かった。

階段を上りドアの前に立つとなんかそこから声が聞こえた。


?「なぁー。あの真優菜ってこ可愛くない?」

?「あ!確かに!あの隣にいた奴はちょっとな(笑」

?「ねー拓は興味ないの?」

た…く…?

拓「俺は…別に。」

?「愛想ーねーな(笑」

拓「うるさい。優翔よりましだ。」

ゆう…と…?

優翔「は?俺はなぁ。可愛いと思ったから言ってるだけでましとかましじやないとか関係ないから。」

?「優ちゃんも拓も怒んないでよー」

拓「怒ってない」

優翔「誰が怒っかよ。そういう奏人はどうなんだよ。」

かなと…?

奏人「俺は…(笑」

立ちくらみがする…。
頭が真っ白で前がくらくらして。
やばい倒れる。
くらっ。
_____

ドンッ!


倒れてしまった。


真優菜「夢?!」

夢「まゆ…な…」


拓「なぁ。なんかすんごい音聞こえて来たんだけど」


奏人「あっ!俺も聞こえた!ドンッ!って」

優翔「聞き間違いだろ(笑」


拓「いや。確かに。」

奏人「俺いってみる!」



真優菜「夢!!!」

真優菜が私を強く揺すってる。
真優菜の声が遠く聞こえる。
ドアの奥から走る音が聞こえる。


夢「まゆ…」


そのまま私は意識が遠ざかった。

奏人ver.

奏人「真優菜ちゃん?!」

真優菜「確か…かな…と君?」

奏人「どうしたの?」

真優菜「あ、え、ゆ…夢が…」

俺は真優菜ちゃんの方から夢ちゃんの方を見た。

奏人「夢ちゃん…?」

真優菜「グスッ…」

奏人「早く!保健室に!」


優翔「おーいどうしたんだよ奏人!」

奏人「優ちゃん!夢ちゃんが!」

優翔「は?」

優ちゃんがこっちに走って向かってくる。
ついでに拓も。

拓「こりゃ。意識失ってる」

真優菜「どうしよう…グスッ」

優翔「…かせ。」

優ちゃんは夢ちゃんのこと軽々しく抱き上げ保健室に連れていった。