チリリリリリ…

母「夢ー!起きなさーい!!」

夢「んー…むにゃむにゃ……。」

ダン!ダン!!ダン!!!ダン!!!!ダン!!!!!

ガチャ!


母「ほら!学校に遅刻するよ!」

夢「んー。わかったぁ……むにゃむにゃ」

私の名前は京本夢(きょうもとゆめ)。
今日からいよいよ高校!
春はいいねぇ!
って言うより……遅刻するー!!!


ガバッ!

私は布団を思いっきり蹴り飛ばし起き上がった。

夢「ヤバヤバヤバ!!!」

ドタドタバタバタッ!

愛「おねぇちゃんうるさい!」

夢「あぁー。ごめんごめん!」

こいつの名前は京本愛(きょうもとあい)。
私の妹。
中2女子なんだけど最近ませてる。
彼氏彼氏うるさいんだよな。笑

愛「まったくもー」

夢「愛の目覚ましが壊れてたから遅れるんだからね!」

愛「え!?愛の目覚ましが壊れてるはずないじゃん!!今日の朝なってたのに気づかないおねぇちゃんが悪いんだよ!」

夢「おねぇちゃんに向かってその態度はなんだよ!」

母「ほら!喧嘩なんてご飯食べてからできるでしょ?早くご飯食べて片付けしといてね
!おかぁさんもう仕事行くから!」

夢&愛「はぁーい。」

私の家系を教えてあげよう。
私の母京本ゆかり(きょうもとゆかり)。
そして妹の京本愛←さっき紹介した。
そして私。
ん?
なぜお父さんがいないって?
なんか私が5歳の頃借金だけ置いて出ていったらしい。
それでも男か!ってなるわ。笑

_____

モグモグ……

愛「ごちそーさま。」

夢「え?まだ愛のご飯残ってんじゃん。」

愛「あ、これ?愛今ダイエットしてるからさぁ。笑」

ムカつく奴め。

夢「そっかぁ。無理しちゃ駄目だかんね?ちゃーんと食べないと栄養失調になっちゃうから。」

愛「うん。笑気をつける!」

お前はじゅーぶんやせてますよ!
いやみか。

愛「じゃあ愛もーいくね!」

夢「うん。」

愛「行ってきまーす!」

夢「いってらっしゃーい。」

モグモグ……
私がなぜこんなにのんびりしているかというと、学校がここから歩いて5分で着くから。笑
でも……

ん?

やっっっっっばあああ!!!!!

夢「時間がないっ?!っととと!!!」

ガッシャャャャャャャャン!

やってしまった。


夢「あー!もう!」


_____

やっと終わった。



夢「よしっ!行ってきまーす!」

ガチャ

バタン。

ってのんびりしてる場合じゃない!!!

タッタッタッタッ……

夢「ハァハァ……」

タッタッタッタッ……

夢「ハァハァ……つ、着いたァ……!……ハァハァ……」

キーンコーンカーンコーン♪

お、わったぁー。泣

夢「体育館向かわなきゃ……」

トットットットット__

ギーィ。

校長「_____であるために……」

真優菜「あ!夢!こっちこっち(小声」

夢「あ!真優菜!」

うっわぁー。
人多すぎ。
とーりにくい……

夢「っと抜けた~!」

真優菜「遅いよ」

夢「ご、ごめん(汗」

この真優菜(まゆな)って子は幼稚園からの大親友!学校も一緒なんだ。
校長「_____なのです。以上。」


会長「礼!」


_____



真優菜「やっと終わったぁー。」

夢「確かに(笑」

真優菜「夢は途中から来たでしょ!笑」

夢「あ!そうだった笑」

やっぱり真優菜と一緒にいると楽しーな。
クラスも一緒だし!
高校生活楽しめそー笑

と思った矢先だった。

あいつは突然に現れた。
_____。

夢「だよね!」

真優菜「うんうん!」


?「うわぁー。この学校糞だな(笑」

?「だからよ!笑」

ん?
後ろからなんか聞こえる……

いや。
絶対に聞こえる。