ショックのあまり、 私は暫く動くことができなかった。 ただ…。 離れていく彼を見つめることしか出来ず、 だんだん小さく、 闇に消えてく彼は、 もう涙で見えなくなってしまった。 どうしてこんな結果になったのだろう…。 なんでもっと早く気づかなかったんだろう…。 後悔の涙は止めどなく流れた。 もう一度動きかけた私の恋は、 またも止まってしまうんだ…。