歳をとるにつれ、 咲哉はさらに男らしくなって…。 私だけが老けたような気がする。 「親父、母さんから離れろよ。」 「海翔、父さんは母さんが好きだから、 くっつくのは当たり前なの。 ヤキモチ妬いてないで勉強しろよ。 奏志と一緒にお前の勉強もみてやろうか?」 「親父それだけは俺が勘弁して…。」 こうしてると、 改めて幸せを感じる。 「奏志、海翔、ご飯の準備手伝って?」