「なんの事ですか…。
心和以外にそんなことしませんって…。」




「だって…。
…あ。」





陽翔は何か思い出したようで、
急に黙った。




「ごめん心和!
俺、気が動転してて見間違えたんだ…。」



「え?」





「三島さんが寝てたさくちゃんに顔を近づけてただけだ…。」





ってことは…。



「さくちゃんはキスしてないよ!!
勘違いしてた!!」