「迷惑なのでやめていただけませんか?
彼女がいるので。
彼女が大切なのでそうゆう事されたくないんです。」



「いいじゃない。」





咲哉の言葉にキュンとしてしまう…。




そして、
必死に目で私に助けを求めてくる。






はぁ…。




私は周りをチラッと見回す。




「先輩、
赤坂部長がお呼びです。」



さっきから営業部の部長が、
美浜さんを見ていた。




「ちっ。
木崎くん、また後でね!!」