好きになってしまいます






「そう言えばね、
ケーキ買ってきたんだよ!!」





「やったぁ!!
陽翔ありがとう。」






「明日買おうか迷ったんだけどね。」





陽翔はちらっと彼に視線を投げた。



「ん?
明日って?」





明日は…。





「あっ!!
私の誕生日か…。
すっかり忘れてた…。」





「はぁ?!
自分の誕生日忘れるとかありえねぇ。」







彼も呆れ返っていた。








仕方ないじゃんか!!





付き合えたことで浮かれてたんだもん…。




って口が割けても言えないけど。












「改めて…。
1日早いけど誕生日おめでとう!!」






陽翔からケーキと、
可愛いワンピースを貰った。