すると、 顔を反らした彼。 「それ…。可愛すぎ。」 彼は小さく呟いた。 「何?」 聞き取れなかった私は、 顔を覗きこんだ。 真っ赤になっている彼。 「可愛い!!」 「それ禁句。 口塞ぐよ?」 嫌だという間もなく、 口を塞がれる。