「さくちゃん、」 「それじゃ女の子扱いされてたときと同じじゃねーか。」 これでも頑張ったのに…。 「呼び捨てがいいなー。 下の名前で。」 私に徐々に詰め寄ってくる。 私は彼を見上げた。 「さ…咲哉…。」