着替えてから、
私は夕飯の準備を始めた。
今日は彼からのリクエストで、
しょうが焼きにすることにした。
準備に取りかかると、
着替え終わった彼がリビングに入ってきた。
「なぁ…。」
「何?」
彼はキッチンに入ってきた。
「心和って俺の名前、
呼んだことないだろ?」
「…?
そうだっけ?」
そう言われれば…。
本人にはねぇ、
とか、
他の人には彼って言ってたかも…。
「名前で呼んでよ。」
「え…。
いきなり言われても恥ずかしいし。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…