「心和-っ♪」




ナイスタイミングで、
ノックもせず部屋に入ってきたのは、
彼に負けず劣らずの顔が整っている男。





ただ、
彼より身長は低いし、
例えるなら、
犬のような可愛さも兼ねている。





「陽翔(ハルヒ)…。」



真澄陽翔。



私の兄だ。