「那月!蓮也君!またね!」
電車からおりた2人にそう言った。
私はここからあと3駅、日向は1駅。
だから私はいつも最後
「なぁ、美羽」
ちょっと照れくさそうに言う日向。
「どしたの?」
「今日、送ってこっか?俺、明日から部活で疲れるし。」
私達はいつも日向が部活終わるのをまってから帰る。だから、いつもは疲れて普通におりていく。
でも、こんなこと言われたのは初めてで。
「へっ!?」
思わず変な声をだしてしまった。
「はは!だって危ねえし。送ってく。」
日向の気持ちは嬉しい、けど…。
「でも、もったいないよ、電車代もかかるし…」
なんて、言い訳で、ただ、日向に迷惑かかりそうだし…
「美羽、時間平気?」
時間?
「平気だよ?」
「じゃあ、あるってこ。2駅くらい。」
すでに日向の降りる駅まで着いてた。
「ほら!走って!降りるよ!」
日向はそういって私の手を掴んだ
「ええ!?」
日向の触れたところからどんどん温度が上がっていくのが自分でもわかった。
…日向、好き。
日向の全部が好き。
私、あなたに恋をしてしまった。
