私は高校の友達作りをし始めた。
最初にできた友達は、瀬戸 那月だった。
「あの…那月、中学校の時の友達男子しかいないんだよね…良かったら仲良くしない?」
うん、これはチャンスだ。
ありがとう、神様。
そう、私は初対面の人にはかなりの人見知り。ありがとう。
「う、うんっ、仲良くしよっ、てかして下さい!私は真田美羽だよ!そちらは?」
我ながら上出来。
「ぷはっ!美羽ね!おっけ!して下さいってなに!あははっ!あたしは那月だよっ、瀬戸那月」
な、なんで笑われたの?
上出来だったんだけど…
「え、えと…那月ちゃんね、わかった!」
「那月でいーよ!日向!ほら!日向も仲良くしようよ!」
ん?待って、日向!?
佐々木くん!?
「んぁ?あぁ、那月か。…あ、返事の…ぷっ」
返事の?って…私!?
また私笑われてたの!?なんでだろうか、私、笑われすぎてる気が…
「ちょ、佐々木君?」
「あ!そうか!那月と日向の間の面白い子ってこの子!?那月、入学式熱で行けなかったの!」
「そ、この人。」
あれ、私、佐々木君と那月に知られてる?てか、面白いって…
「あの、えっと?私が?面白い…?なんの冗談で…?」
「「…あははははっ!」」
那月と佐々木君が笑い出した。
あれ?おかしくない?私なにかした?
「真田っておもしれーな、あと日向でいーよ、俺も美羽でいい?」
ドクン
私、今、顔赤いかも。
佐々木君…いや、日向に名前呼ばれただけなのに。
「わかった。日向、ね!いいよ、美羽で!」
精一杯答えたら
那月がどんだけ必死なのって笑ってた。
「なぁなぁ、俺は?」
そういって入ってきたのは、田端蓮也君だった。
「わ!蓮也!びっくりさせないでよっ。」
那月の顔が赤い、おかしい。
「な、那月、顔赤いよ!?だいじょぶ!?」
「美羽、こいつら付き合ってんの。鈍感すぎるだろ」
日向は笑いながら言った。
「あぁ…って、ええええ!?!?」
「そーゆうこと。もうこの話題やめっ!!」
那月は照れながらそう言った。
この日から私たちは四人でいるようになった。
