今日も空を見上げて
あの日を思い出して
嘘をついた
自分の心に目を閉じて

そっと毎日を紡いでいた
そばにいるのが当たり前だった
もっと続くと信じていた
戻れない記憶を愛していた

近くにあるもの程分からなくて
触れたら壊れそうなことなど
心に満ちた君のにおいが
いつか消えてしまう
なんて思わなくて

歩いた道が違ったから
君にはもう手が届かないの?
何気ない日々に満ちていた
君の笑顔を
忘れられなくて
また

そっと目を閉じた