17歳─恋のはじまり─

瑛司が近づいてくる…

結局避けられたまま
今まで何も話せてない。


変にドキドキして
手に汗が滲んだ。

千紗がゆっくりと顔を
上げると……


「!」

「………」



ちょうど瑛司が
横を通り過ぎようとしていて

バチッと目が合った。


驚いて、
千紗が顔をそらす。

瑛司が複雑そうな顔をして
そのまま通り過ぎて行った。


目が、合ったのに…

謝るチャンスだったのに、
仲直りするチャンスだったのに…