17歳─恋のはじまり─

そう思いながら

今度は佐々木の寝顔を
覗き込もうと、

千紗がゆっくりと身体を
傾けたそのとき…



「きゃっ、」

「!?」


ズルッと手が滑って
バランスを崩した。

ドサッと
身体が佐々木の脚の上に乗る。


驚いて佐々木の目が
パチッと開くと…


「わぁ、ビックリしたー…」

「………」


自分の脚の上に
千紗がなぜか居ることに

顔が歪んだ。