17歳─恋のはじまり─

恐る恐る瞼を開けると

目の前には
佐々木くんの顔があって。


「…っ///」


ち、近い……



「はぁー…」

「あ、あの佐々木くん…?」



どうやらあたしは、

佐々木くんに身体を
支えられているようで。


階段にぶつからなくて
良かったけど…

この体勢は
あたし的にドキドキが半端ない。


すると、

佐々木くんの腕が
あたしからゆっくりと離れて。

あたしは佐々木くんを見つめた。