「俺さ…」
「へ?」
1人パニックになってる
あたしを無視して、
佐々木くんが話始めて。
あたしは顔を熱くさせながらも
耳を傾けた。
「大学行くことにした…」
「大学?」
「…県外の、大学。親父の母校なんだけど…」
え、県外…?
あたしが目指してるのは
どこも県内で。
じゃぁ…やっぱり
離れちゃうってこと?
「本当は親父から後を継ぐように言われてて…でも俺、投げやりになってたからずっと反発してたんだ」
「………」
「この前、進路室で都築が学校探してるの見て、どれも県内だったから…不安だった」
「っ、」
離れると一緒に過ごす時間も
減る訳で、
ましてや違う学校で
違う分野を学ぶとなると
時間も合わせづらくなる。
「へ?」
1人パニックになってる
あたしを無視して、
佐々木くんが話始めて。
あたしは顔を熱くさせながらも
耳を傾けた。
「大学行くことにした…」
「大学?」
「…県外の、大学。親父の母校なんだけど…」
え、県外…?
あたしが目指してるのは
どこも県内で。
じゃぁ…やっぱり
離れちゃうってこと?
「本当は親父から後を継ぐように言われてて…でも俺、投げやりになってたからずっと反発してたんだ」
「………」
「この前、進路室で都築が学校探してるの見て、どれも県内だったから…不安だった」
「っ、」
離れると一緒に過ごす時間も
減る訳で、
ましてや違う学校で
違う分野を学ぶとなると
時間も合わせづらくなる。

