そして、
また病室の扉が閉まる。
中で何が行われているのか、
瑛司がどういう状態なのか、
全く分からないまま
おばさんも立ち尽くした。
ただ、1つ分かるのは
説明をしてる暇がない程
慌ただしいということ…
看護師さんがいう処置が
終わるのを待っている間、
あたしは生きた心地がしなかった。
それはきっとおばさんも、
同じ……
「都築、座った方がいい」
「……」
「…あなたは?」
また病室の扉が閉まる。
中で何が行われているのか、
瑛司がどういう状態なのか、
全く分からないまま
おばさんも立ち尽くした。
ただ、1つ分かるのは
説明をしてる暇がない程
慌ただしいということ…
看護師さんがいう処置が
終わるのを待っている間、
あたしは生きた心地がしなかった。
それはきっとおばさんも、
同じ……
「都築、座った方がいい」
「……」
「…あなたは?」

