気づいたらあたしの
足は動いていた。
「あ、おいっ」
佐々木くんの声なんて
聞こえないくらい、
色んなことが頭に浮かんだ。
「あ、あの、瑛司に何かあったんですか?」
「あなたは、いつも来てる…」
咄嗟に看護師さんに
声をかけると、
驚いた様子であたしを見る。
そして、
「大丈夫よ。終わったら声かけるから、あっちで待っててくれる?」
そう言うと、
病室の中へ入って行ってしまった。
「ど、どうしよ…」
「落ち着け」
「佐々木くん、瑛司が…!」
「都築!!」
頭がパニックになる。
瑛司に何があったか
分からないまま、
あたしはこうやって
立ってることしか出来ない。
足は動いていた。
「あ、おいっ」
佐々木くんの声なんて
聞こえないくらい、
色んなことが頭に浮かんだ。
「あ、あの、瑛司に何かあったんですか?」
「あなたは、いつも来てる…」
咄嗟に看護師さんに
声をかけると、
驚いた様子であたしを見る。
そして、
「大丈夫よ。終わったら声かけるから、あっちで待っててくれる?」
そう言うと、
病室の中へ入って行ってしまった。
「ど、どうしよ…」
「落ち着け」
「佐々木くん、瑛司が…!」
「都築!!」
頭がパニックになる。
瑛司に何があったか
分からないまま、
あたしはこうやって
立ってることしか出来ない。

