佐々木から出た言葉に
千紗の目が見開く。
驚いて顔を上げた。
「俺、お前とここで会えて良かった」
「………」
「お前に、救われたから。だから、お前には笑っててほしいし」
「佐々木くん?」
「……ありがとな」
そう言って
佐々木くんは立ち上がると
先に屋上から出て行った。
「っ」
残されたあたしの視界は
涙でぼやける。
あたしは、
あたしが幼いせいで
2人を傷つけた。
それでもあたしが
選んだ道だから……
千紗の目が見開く。
驚いて顔を上げた。
「俺、お前とここで会えて良かった」
「………」
「お前に、救われたから。だから、お前には笑っててほしいし」
「佐々木くん?」
「……ありがとな」
そう言って
佐々木くんは立ち上がると
先に屋上から出て行った。
「っ」
残されたあたしの視界は
涙でぼやける。
あたしは、
あたしが幼いせいで
2人を傷つけた。
それでもあたしが
選んだ道だから……

