「が、ん……?」
「右膝の骨に…腫瘍が出来てて、今手術受けてる」
おばさんの言葉に
唇が震えた。
右膝って……
『膝、痛いんだよな』
「どう、なるの…?」
「………」
「おばさん…?」
シ…ンと静まり返る廊下。
小刻みにおばさんの
肩が震えてるのが分かった。
あたしは、
力のない目でおじさんに
視線を向ける。
「お、じさん…?」
「……瑛司の右脚は、無くなるんだ」
「無くなるって…」
「今、その手術をしてる」
「右膝の骨に…腫瘍が出来てて、今手術受けてる」
おばさんの言葉に
唇が震えた。
右膝って……
『膝、痛いんだよな』
「どう、なるの…?」
「………」
「おばさん…?」
シ…ンと静まり返る廊下。
小刻みにおばさんの
肩が震えてるのが分かった。
あたしは、
力のない目でおじさんに
視線を向ける。
「お、じさん…?」
「……瑛司の右脚は、無くなるんだ」
「無くなるって…」
「今、その手術をしてる」

