17歳─恋のはじまり─

♪♪~♪♪~♪~


「わっ、」

「!」

「あたしのスマホ…あ、瑛司からだ」

「……出たら」

「あ、うん…ちょっとごめん」



千紗が佐々木に背中を向けて
通話し始めた。

スマホから微かに
瑛司の声が佐々木に届く。


「………」


無意識に、

ただ無意識に、


佐々木の手が千紗へ
伸びたその時。

千紗がクルッとこっちを向いた。


「!」