17歳─恋のはじまり─

声が震える。

だけど聞かなくちゃいけないって
そう思った。


「舞さん、は…どんな人だったの?」

「え…?」

「…知りたい」

「……うるさい奴だったよ。いつも笑って、泣いて、また笑って」

「……」

「そんなアイツが、好きだったんだ…」

「…うん」



胸が、痛い。

なのに…、
佐々木くんのことは知りたい。


知れば知る程、
佐々木くんのこと放っとけなくて。

でも…………、


苦しい。



「…何で、泣くんだよ」

「……っ」

「お前はよく泣くなー、ホント。叫んでた奴だとは思えねーな」