秀side


こいつバカだ
普通に親も誰もいない家に男呼ぶかよ
鈍いというかなんと言うか


[そうだったのか


てか、誰もいない家に男よんで大丈夫なのかよ]


一応聞いておいた
もしなんかあった時困るし
なんもねぇけど


[え?
なにが?


大丈夫でしょ?


問題あるの?]



うわ
ダメだこいつ


[普通はダメだと思うけどいいや


俺以外のやつに絶対に同じことするなよ]



[う、うん?


あ、そうだ

ケーキ好き?

チーズケーキかショートケーキ作ろうと思ってたんだけど]



[ケーキ?


好きだよ


俺は甘党]


[嘘~


あのみんなの人気者クールな秀君が甘党



アハハ嘘ぉぉびっくりだよぉハハハッ]


[ちょ、お前馬鹿にしすぎ


ひでぇ


てか俺人気じゃないし]


めっちゃ笑われた


[照れてる可愛い~



....だって私それで秀君のこと嫌いになったんだよボソ]


[お前の方が可愛いだろ


てか最後何言ったか聞こえなかった]


あ、可愛いだろとか言っちゃた


[か、か、可愛くなんかないっ///

そうやって人の事バカにしてぇぇモウッ]

あ、おこってる


[だからそういうところが可愛いんだって


てか、可愛い可愛い言わせるなし///]


[秀君がいってきたんじゃんッ///]


[....]

[....]


気まず....

[お前こういう時は鈍感じゃないんだな笑]


[私鈍感じゃないもんっ



そんなことより決めちゃわないと!]


忘れてた


[じゃあ


8時に行く

っていえわからない]


[あ、だよね


駅まで迎えに行くよ]


[ありがと

俺もなんか持ってくわ


あとさ...]