100回目のスキ

「大丈夫?」

さっきとは違う柔らかい声で私に手をさしのべた。


サラッと揺れる茶色い髪。
あんまり外に出ていないのか日焼けしていない白く細い腕

臭くないほどにただよう香水。


-ドキッ-

不覚にも見とれてしまった。


「なっちゃん…?」
また柔らかい声が上からふってくる。

「あっ…ごめん」


私は爽太くんの手を握った。