届くはずのない想い【バスケ編】


ひとりひとりに書いた手紙を今読む。

泣けてきそうで、危なかったな。

泣くのは……まだ早いから。

勝ってから、泣こう。


「アップするよー」


茜がわたしたちに声をかける。

試合開始まであと40分。