「かんぱーい!!」

今日はリカちゃんに誘われた合コン。

男の子が4人
女の子が4人
合コンにはちょうどいい人数だと思う。

女の子メンバーは
リカちゃんが集めたから他の2人の事は
あまり知らない。

男の子たちをチラッと
チェックしてみたが
タイプの子はいない。

そういえば
合コンに来る前に
青夜から電話がかかってきてたが
アタシは出なかった。

用意で忙しかったのもあるが、今からせっかく
"出会いの場"へ行くのに青夜と楽しくしゃべる
気分ではなかった。


「今からゲームしよ」
一人の男の子が提案をした。
金髪のいかにも遊んでいそうな子だ。

「ゲームで負けたら
バツゲームはイッキ!」
ゲームに自信があるのか酒の強さに自信があるのか、イヤなバツゲームを提案してきた。

アルコールが苦手な
アタシには最高にイヤなバツゲームだ。

「やろう!!やろう!!」
アタシ以外は
みんなゲームを楽しむ気満々。

「一番キツイ酒頼もう」

「ジョッキでいく?」

みんなテンションが
上がっていた。