「さて…」
どうしようか。もうこの後はフリーだ。勉強をするのもよし、音楽を聴くのもよし、寝るのもよし。しかし俺はどれもとることはなかった。今日はただ一つ。アズサのことが忘れられない。
好きなわけではない。興味があるわけではない。昨日の昼までは普通だった人間が、突如クレイジーガールになったら、誰だって気になるだろう。
それにしても、今日は不思議なことがあった。いや、不可思議というほうが賢明であろうか。アズサの豹変から始まって、ローテンションの朝、やけに長く感じる時間、挙句の果てには公園でのちょっとしたどころではない予知。しかしこの予知というのが、もし明日、言ったことがすべて実現となったら、とんでもないことだ。女の転校生が来ることになる。それも入学式二日後のことだ。それも変な話である。
ベッドに仰向けになって目をつぶり、今日はもういいや、と投げやりでいた。どう考えても変な出来事が続き、今の俺の情報や推理では解決できるわけがない。それに疲れた。六時間もの時間の間、歌っていたはずなのに、実際は二時間しか歌っていない。しかも声は枯れていて、変な具合に疲れた。七十曲をぶっ通しで歌ったのだ。しかしここでまた、あの疑問が浮かび上がった。
七十曲近くの歌を歌ったことは、つまり、少なくとも五時間は歌っている。しかしこれはあくまで最小値。実際は六時間近くがあっている。だが二時間とはどういうことだろうか。そういえば俺がトイレに行って戻った時、だいぶ時間が経っていたような気がした。つまり、俺がトイレに行っていた時、時間は遅くなっていた。あるいはあのカラオケボックス内では早く時間が流れたかのどちらかだと思われる。
しかしさっきも考えたように、今の俺では結果が見えている。
俺は考えるのを止め、電気を消して目をつむった。手探りで布団を探して、それをかけた。さて、明日はどうなっていることやら。
明日が楽しみで、複雑な気持ちでいながらも俺は寝ることはできた。
どうしようか。もうこの後はフリーだ。勉強をするのもよし、音楽を聴くのもよし、寝るのもよし。しかし俺はどれもとることはなかった。今日はただ一つ。アズサのことが忘れられない。
好きなわけではない。興味があるわけではない。昨日の昼までは普通だった人間が、突如クレイジーガールになったら、誰だって気になるだろう。
それにしても、今日は不思議なことがあった。いや、不可思議というほうが賢明であろうか。アズサの豹変から始まって、ローテンションの朝、やけに長く感じる時間、挙句の果てには公園でのちょっとしたどころではない予知。しかしこの予知というのが、もし明日、言ったことがすべて実現となったら、とんでもないことだ。女の転校生が来ることになる。それも入学式二日後のことだ。それも変な話である。
ベッドに仰向けになって目をつぶり、今日はもういいや、と投げやりでいた。どう考えても変な出来事が続き、今の俺の情報や推理では解決できるわけがない。それに疲れた。六時間もの時間の間、歌っていたはずなのに、実際は二時間しか歌っていない。しかも声は枯れていて、変な具合に疲れた。七十曲をぶっ通しで歌ったのだ。しかしここでまた、あの疑問が浮かび上がった。
七十曲近くの歌を歌ったことは、つまり、少なくとも五時間は歌っている。しかしこれはあくまで最小値。実際は六時間近くがあっている。だが二時間とはどういうことだろうか。そういえば俺がトイレに行って戻った時、だいぶ時間が経っていたような気がした。つまり、俺がトイレに行っていた時、時間は遅くなっていた。あるいはあのカラオケボックス内では早く時間が流れたかのどちらかだと思われる。
しかしさっきも考えたように、今の俺では結果が見えている。
俺は考えるのを止め、電気を消して目をつむった。手探りで布団を探して、それをかけた。さて、明日はどうなっていることやら。
明日が楽しみで、複雑な気持ちでいながらも俺は寝ることはできた。



