今日も昨日の始業式と同じように、オリエンテーションのような形で、今日も早く下校となる。そして昼の前に、俺たちは学校を出て、昼飯を何にするかと話し合っていた。しかしいつも自分で決めようとするアズサは、だんまりで俺たちの自転車の跡を追っているようであった。また、アズサに聞こえないように、アズサの豹変について、小さい声で話していた。そして俺たちが勝手に決めてしまったファーストフード屋に入り、それぞれメニューの中から注文し、二階の窓際の席に座った。しばらく俺たちは談笑もせず、黙々とハンバーガーを食べ進めていた。しかしミズキはその重い空気の中、口を開いた。
「今日さ、どこ行くよ」
この空気にははっきり言って参っていたようで、いかにも勇気を出しました、といった顔でミズキは言った。しかしそれは結構いい結果を生み出したかもしれない。アズサはその閉ざされた口を開いたのだった。
「…あ、それなら、カラオケに行きたい。久しぶりに…」
「何言ってんだ、お前。昨日、行ったばかりじゃねえか」
俺はつい、いつものように返してしまった。これがどうでるか、俺は気になってしょうがなかった。もしかしたら、このせいでまた口を閉ざす確率がないとも限らないからだ。しかしその心配も、無駄に終わってよかった。
「そ…そうだっけ。忘れちゃった」
忘れちゃったって、昨日、お前が電話をかけてきて、俺が教えてやったじゃないか。しかも、昨日は恥ずかしながらデュエットまでしてやったじゃないか。忘れたとは、もう次の言葉が出なかった。
「お前さ、今日よ、大丈夫か。何か変だぞ。暗いし、どうしたんだ」
「い、いや…別に…」
アズサは戸惑った顔をして、上手く何かをごまかそうとしていた。しかしそれが俺の思い込んでいた悩みを隠すものではなく、自分の秘密を隠しているように見えた。俺の思い込みも曖昧なものだ。
「今日さ、どこ行くよ」
この空気にははっきり言って参っていたようで、いかにも勇気を出しました、といった顔でミズキは言った。しかしそれは結構いい結果を生み出したかもしれない。アズサはその閉ざされた口を開いたのだった。
「…あ、それなら、カラオケに行きたい。久しぶりに…」
「何言ってんだ、お前。昨日、行ったばかりじゃねえか」
俺はつい、いつものように返してしまった。これがどうでるか、俺は気になってしょうがなかった。もしかしたら、このせいでまた口を閉ざす確率がないとも限らないからだ。しかしその心配も、無駄に終わってよかった。
「そ…そうだっけ。忘れちゃった」
忘れちゃったって、昨日、お前が電話をかけてきて、俺が教えてやったじゃないか。しかも、昨日は恥ずかしながらデュエットまでしてやったじゃないか。忘れたとは、もう次の言葉が出なかった。
「お前さ、今日よ、大丈夫か。何か変だぞ。暗いし、どうしたんだ」
「い、いや…別に…」
アズサは戸惑った顔をして、上手く何かをごまかそうとしていた。しかしそれが俺の思い込んでいた悩みを隠すものではなく、自分の秘密を隠しているように見えた。俺の思い込みも曖昧なものだ。



