合唱コンクールも無事おわり、退屈な日々。
家でくつろいでいるといきなり電話がなった。
「はい、もしもし。浅野です。」
「あ、川本ですけど、優羽さんいますか?」
え???
聖くん??
「あ、優羽ですけど、聖くん?」
「なんだー。浅野かよ。今日遊ばん?
俺、鷹誘うけん浅野も誰か誘って。
なら、1時に南小ね」
と言われてすぐ、電話はきれた。

ドキドキが抑えきれない私はすぐさま、あきちゃんに電話した。
「いいよ。でも、聖くんって彼女いるんじゃ?」
その言葉に私は言葉がでなかった。
彼女...やっぱりいるよね。
でも、すこしでも一緒にいたかった私は
「友達としてだよ!」
と言った。


聖くんに彼女がいたことがこんなにもつらいなんて。
なんでなんだろう?
つらいよ