通い慣れた道をこれでもかというぐらいに拒否し続けた。

そして今、僕が歩くこの道。横には小さな川が流れている。道自体も恐ろしく細かった為、僕はさすがにその時だけは全神経を足の裏に集中させる事にした。

こんな冷たい川で一瞬でも靴下を水洗いさせるのはごめんだ。靴下自体はすでにじわじわと濡れているのだが、そこまでビックウェーブをぶつけてやれる程、僕は中学からの付き合いの彼らに対して鬼になれない。

なんて楽しいんだ。こんな冒険を予想できただろうか。気付けば鼻歌を口ずさんでいた。というか普通に歌っていた。