突然の大きな声は下のおばさんにまで届いたと思う。

「お前わかってる?俺は全部嫌になったの!」

「お、おい・・・」
土田は立ち上がってその拍子に望遠鏡が倒れた。

「お前なんで来た!?あ?俺が痴漢野郎っての確認か!?」

僕はもう呼吸だけで精一杯だった。

「普通こんな渦中の男をしらっと尋ねてくるかよなぁ!」