「おーサボり君じゃないか」

「・・・」
いきなりの僕の言葉に目を開いて土田は反応した。
すぐにその目は細くなり、まるで僕を観察しているようだった・・・

「入れるなって言ったのに・・・」
小声で土田は言ったのを僕はしっかり聞き取った。

「元気だった?」

「全然」

「・・・」

人ってこんなに短い時間で変わってしまうのか。
いや僕は変わることはできないと思う。
あくまでこれはこいつが成りたい姿であり、土田は土田なんだ。

僕だって変わりたい。気のきいたことを言える人間になりたい。
僕を中心に回る地球を平和にしたい。

でも未だ変われない僕がここにいる。