「…ありがとう」 あたし…弱いな。 まだタロウの死を受け入れられなくて、泣いてばっかり…。 こんなんじゃ心配で、タロウもゆっくり眠れないね。 …あたし…強くなるよ。 スカートに付いた芝生を掃いながら立ち上がった。 白い犬があたしをジッと見つめる。 『もうすぐ会えるよ』 白い犬がそう囁いたように聞こえた。 「え…?」