私の王子様


あたしは地面に手をついて倒れ込んだ。


マサトが…あたしを突き飛ばした。


「…なに…すんの」


「タロウって誰だよ?お前…浮気してんのか?」


マサトはあたしの前に立ってあたしを見下ろしがら言った。


なに…これ。いつものマサトじゃない。


これが…本当のマサト?


「ちが…浮気なんかしてないよ」


起き上がろうとしたあたしをマサトが押し倒す。


「その目…サイコー」


ククッとマサトが不気味に笑う。


これが…マサトの本性なの?


今までのは…全部嘘だったの?


悪夢なら…早く覚めて。