恭平side
くそっ
萌笑帰っちまったじゃねーかよ。
だぁーもー。
つまんねー、雨越怒ってるし。
これぜってー、デートって言えない笑笑
やだよーやだやだ。
詩織「ねぇ、足が治るまでは付き合ってくれる約束でしょ?他の女にデレデレしないで」
雨越こぇぇぇぇぇ。
詩織「今怖いって思ったでしょ。彼氏なのにひどいよ」
え…。
恭平「俺は確かに彼氏になるとは言ったけど身も心も雨越につくすことはできない」
言った!!俺えら!!
顔怖っ!え、こわ!!逃げたい…。
この場から立ち去りてー!!
詩織「それ、彼氏って言えないでしょ」
恭平「は?俺はお前の為にやってんじゃねぇーんだよ。自分への罪滅ぼしだ!」
俺、意味不。
詩織「どーせ恭平も萌笑が好きなんだ。
萌笑は鈍感で天然で気づいてないけど、私の彼氏が私の元から離れる時はいつも萌笑のこと好きになったから…。っていわれんの!」
うわっ…。
萌笑もそりゃ恨まれるよ。
雨越の彼氏って誰だったのかな。