朝―…

「んんっ。」

早く起きたのは、あたし。
秀はベットの下の布団でぐっすり夢の中…

「かっこいいな…。」

秀は黙ってたらかっこいいしね…

喋ると台無し。

「誰がかっこいいって??」
秀が布団からひょこと出てきた。                     「うわぁ!!起きてたの!?」
「うん。」

「っつ…」

「かっこいいんだ…俺…」
黙ってたらね…!!

心の中でずっと叫んでた。
「へぇ…とりあえず今から着替えよ…」

「じゃあ秀良いって言うまで廊下に居て。」

「あぃよ…」

そう言って秀は部屋を出ていった。

【カチャ】

あたしは秀が出ていったのを確認して…