もうご飯も済んだし…

あっお風呂忘れてた…

今の時間は10時。

親は何故か出掛けている。
お兄のカップルは大学から同棲している家に帰った。            しかも秀とあたし以外誰もいない。                    だから下は真っ暗だ……。
どうしよう…。     
秀に着いてきてもらおうか…

うん!!そうしよう!!

「ねぇ、あのさ…ゲームの前に…お風呂に着いてきてくれない??」

「一緒に入ろうか??」

「っこのバカ!!」

あたしは秀を蹴った。

「いてっ!!」

「ほら…お願い着いてきて!!」

「しょうがないなぁ…これで借りが出来たぞ…」

「はいはい…」

そう言って、秀に着いてきてもらった。

「ちゃんとそこにいてよ!!」

あたしは秀にお風呂の前に居てもらった。

「秀??」

秀からの返事がない。

「しゅ…う??」

「秀!!!」

「ぷっははは!!」

「なんで笑ってるの!!」

「だって…楓璃焦りすぎ…」

「もう!!バカ!!」

そう言ってあたしは上がった。

「きゃああああ!!」

目の前には秀の姿が…

「うわぁ…」

「なんでそこにいるのよ!!」

「だって…楓璃が…ここにいろって…」

「んなっバカ!!だからってこんなところにいるなよ!!」

あたしは秀を脱衣場から蹴って出した。