冷たいアイツ

「はい、ごめん」


タケの隣の席に座って、冷静を保つ。

「ごめん!!まさか、泣くとは思わなかった!!」


タケは、深く頭を下げた。



「本気かと思ったじゃん」

まだ完璧に止まってない涙を拭って、笑った。


「本当にごめん!!」

「いいよ」


あたしは、それしか言わなかった。


「お前さ~、俺といて楽しい??」


タケにしては珍しい質問だった。


あたしは、笑った。
だって、タケにそんな質問、似合わない!!


あたしは、仕返しにって、耳元で囁いてやった。
























――楽しいってのもあるけど、嬉しい方が大きいかな?――























たけは、照れ笑いした。