ビターな彼氏の甘い誘惑


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「加藤さん。」

ランチから戻った私は、海人部長から声をかけられた。

相変わらずの、
にこやかな笑顔に、
今日も、ベージュのネクタイがよく似合ってる。

キラキラのスマイル。

そんな感じ
やっぱりいつみても、目の保養だわぁ

「なんでしょう?」

「ごめんね。」

「・・・?なにが・・・でしょうか?」

はて。
なにかしたかしら。私。

海人部長は、珍しく困ったような、
怒ったような、
眉間にしわ寄せて。

「・・・。加藤 利理に伝言伝えてない?
 このミスをどう処理するんだ。
 業務怠慢だ。


 って、兄さんに
 しずかーに怒られた。」


あはは。
って明るく笑った。

「・・・ぷっ。
 海人部長。呉羽部長のまねですか、その眉間のしわ。」

「そう。
 仕事モードの呉羽部長。
 にてただろ?」

ふふふ。と、また優しく笑う。
あぁ、よくみると、目の感じとかが、にてる。やっぱり兄弟なんだな。